冬将軍と20m級構造体
お疲れさまです!
溶接対応力、国内トップレベルを自負しております、
山口県岩国市の㈱松尾鉄工所です!
㈱松尾鉄工所の前を流れる平田川は、満潮時は
「海」
になります。
大きなエイやイシダイがよく泳いでいます。
今日は引き潮なので、鳥たちがのんびりと羽干ししていました。
岩国市は久しぶりのまとまった雨の後、急に冷え込んできました。
ようやく冬らしくなったと同時に12月。
今年もあと少しです。
社用車はそろそろスタッドレスタイヤに交換する時期です。
関東から北の地域では雪景色のところもあるようですね。
最高温度が0℃という声も聞こえています。
皆さん、万全の備えをもって冬将軍を迎え撃ってくださいね。
さて㈱松尾鉄工所の自慢というと
溶接線の美しさ
です。
昨日もお客様から絶賛していただきました。
しかも見た目が美しいだけではありません。
もっと自慢にしておりますのは、
その密な溶融具合です。
片側から溶接した後にじっくり丁寧に裏はつりをし、
そちらから再び溶接します。
これによって溶接部分が完全に溶け込みます。
もし内部に空間が残るとそこに強度不足が起こり、
構造体によっては致命的な欠陥となります。
㈱松尾鉄工所では
これまでX線などの検査で
溶け込み不良が見つかったことは一度もありません。
㈱松尾鉄工所の溶接は
堅固でありながら絢爛
まるで
ダイヤモンド
のようです。
今回、久しぶりに20mを超える、大きな構造体のお仕事をいただきました。
今朝から工場の床に原寸大の線を引き、
位置決めになる「あて板」の溶接が始まっています。
ここに合わせて切り出した鋼材を置いていき、仮組みとなります。
まだ今は殺風景ですが、その内工場の敷地の半分は鋼材で埋まるんじゃないでしょうか?
溶接が始まるとあっという間に1~2トンはある構造体が形になっていきます。
切っただけの材料が魔法のように巨大な設備に生まれ変わります。